シェアハウスは多様性?

シェアハウスでは、色んな人と一緒に住むので多様性を肯定するものだと受け止められます。いや、僕もそうだと思ってました。でも最近よく分からないかも。。。

シェアハウスには、色んな人が入居してきます。男も女も、外国人も、歳が10才20才違う場合も。でも似たような価値観や境遇の人が来るのも事実。海外に行ってた人や行きたい人、一人暮らしは嫌な人、仕事を転職した人・したい人。

シェアハウスでは、その時いる人によって雰囲気が変わります。変わっちゃいます。気の合うシェアメイトが複数いる時は、一緒に集まったり楽しい時間が増えるし、個室で過ごす人が多い時は静かなシェアハウスになります。楽しそうな良い雰囲気の時は、運営者としては嬉しいですね。住んでる人も楽しい時間を過ごせるし、新しく入ってくる人にも勧めやすいです。でも、光あれば影も生まれる。。。仲良しの人が集まると、そこに合わない人との距離がくっきりはっきりしてきます。「あの人は変なこと言うから誘いたくない」とか、「リビングでいつも遅くまで騒いでる人たちがいる」みたいになって、お互い不満がつのる。誰でも自分が心地よい人といたいもんね。

そんな時に色んなタイプの人たちの間に入って、橋渡しをしてくれるのが、もちろん誰とでも話しできるフレンドリーさん。なのですが、ドジでおっちょこちょいの天然さんや、空気読めないKYさんだったりもするんです。おっちょこちょいの天然さんが何かやらかすことで場が和んだり、KYさんがイライラしてそうな人へも気にせず一緒に食事に誘ったり。やっぱり多様な人々がいることで、平定が保たれているのかもしれません。

SDGsにも多様性がどうのとかいう言葉もありましたね。シェアハウスでは毎日が、多様性という名の、時に楽しく時に静かで時にカオスな関係性のバランスでなりたっているのかもしれません。