コロナとシェアハウス

コロナ禍のシェアハウスってどうなん?って思いますよね。その通りです。コロナとシェアハウスは相性が良くありません。全然。接触を避けるのが物理的難しい。そもそも交流が目的なのに、避けて暮らすならシェアハウスの意味がない。そんな中、うちのシェアハウスでもコロナ陽性の人出ました。去年の2021年12月にお1人、2022年2月にもう1人。

コロナ陽性かもしれないと連絡があった時、まずシェアハウス内の空気が凍りつきます。次の日には結果が出て、ハウス内はちょっとしたパニック状態に。濃厚接触者の基準を調べ、各自自分が当てはまるか記憶を辿り、本人は小さくなって部屋に閉じこもる。シェアメイトたちも責めたくはないけど、やっぱり不安もあって良い気分はしない人もいたり。

ただ、濃厚接触者の判定基準がそれほど高くなく、シェアハウスだからといってもそんなに毎日交流あるわけじゃないので、今のところは大事件にならず何とかなってます。感染者さんも無事に戻ってきてるし、他のみんなも元気に元の生活しています。

そんなコロナ禍では、コロナ前のようにパーティしたりワイワイしたりは、みんな気持ち的にやりにくい。


じゃあ、シェアハウスの意味、ないね。


と、なることも予想していたが、不思議とそこまではなっていない。特にコロナになってから、他人との交流があることを理由で入居する人が増えました。今だからこそ、他人と会って話しすることの大切さを感じるからでしょうか?パーティはあまりしないけど、晩ご飯をいっしょに食べたり、もらいものをみんなにお裾分けしたり、スーパーに誰か誘って行ったりと、小さな交流をちょくちょくされてます。

こんな時だからこそ、他人との小さな時間を大切にしてみたり、ここで出会ったことのミラクルにチャンスをあげてみたりして、シェアハウスでの暮らしに意味を持たせてほしいと思います。ぜひ。

同時に自分は運営者として、シェアハウスである意義を、小さくてもしっかりと、残さなければと心改める次第のコロナ禍です。

JIRO